熱中症とは、外の暑さによって体温が上がることで引き起こされる体の様々な不調。体が暑さに慣れていない梅雨明け前後は汗を多くかき、体温調節をはじめとする体のコントロールがうまくできず、熱中症にかかりやすい時期です。特に注意が必要でしょう。
早急に水分を補給する
熱中症は症状により、軽症、中等症、重症の3つの段階に分けられます。
軽症では突然、足や腹筋が痙攣する『熱痙攣』や、数秒間、短い失神を起こす『熱失神』が表れます。そのほか、めまいや呼吸&脈が速くなる、顔色が悪くなるなどの症状が見られます。この段階で水分を補給し、休養すれば改善しますが、水分補給を怠ったり我慢をしてしまうと中等症に発展してしまう可能性があります。こうなると、強い疲労感や虚脱、失神、嘔吐などの症状が表れます。
さらに意識がない、汗が止まって体が熱い、などという時は重症です。一刻も早く救急車を呼んでください。
重症にならないためには、少しでも熱中症が疑われた際の処置が重要です。まず衣服を緩め、風通しのよい日陰や冷房の効いた場所に移動しましょう。また水で冷やしたタオルなどを腋の下や足の付け根に当て、できるだけ体を冷やすようにします。そして、肝心なのが水分補給。もちろん水でもかまいませんが、スポーツドリンクは塩分のバランスがよく、吸収されやすいので水分補給に大変適しています。
一番大切なことは、熱中症にならないように予防すること。炎天下や高温多湿の場所での長時間の運動や作業は避け、途中、こまめに水分を摂ったり休むようにしましょう。
言うまでもなく、体調が悪いときには無理をしない、させないことも大切です。
(2005年7月18日月曜日 徳州新聞)
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